戦闘妖精・雪風<改>/神林 長平 ハヤカワ文庫いわずもがな知られたSF小説。
一度読んでみたいと思い購入しました。
とりあえず「スゴイ」の一言。
パソコンやネットがまだ今みたいな形にさえなっていなかった時代に書かれたとは到底思えません。
やっぱり上手いSF小説って素晴らしい。
なんだかんだ言っても登場人物はみんな人間臭い。
だからジャムとの戦いは彼らにとって、常に人間という存在に対する問題提起となっている。
人間はどこまで機械と一体化できるのか?
そんなテーマが隠されているようです。
雪風をはじめとする戦闘機の描写は目の前にそれがあるかのように描かれ、カッコいい。
ストイックな零と人間臭いブッカーはまるで戦闘機とパイロットのような感じもしなくはなかった。もっとも彼らの間には硬い友情がありましたが。。第一作目ではまだ零は人らしくありませんので。
とにかくスゴイ。すごいぞ、雪風。
あんまり内容とか感想とか書けてないけど、それはどっぷりこの世界に嵌ってしまったからです(笑)
これを読んだからには続編も。
ということでグッドラック読みました。
零が人間らしさを回復しつつ大きく成長します。
自分という個人は他者の存在無しには成り立たない。
私もよく忘れそうになる基本的なことなんですが、そんな当たり前で難しい事実を初めて自覚、今度は自分の内面に興味を傾けていきます。
第一作では短編集のようでしたが、こっちは話がつながっていて軍内組織が破綻していく様子がたたみ掛けるに描かれています。微妙なところで話が終わってしまいますがそれはそれでいいと思います。
……実はアニメも見た。
作画と音楽は神だが、ストーリーは原作を尊重するなら駄目。
話の前後は入れ替わってるし、違う話と混ぜられていたりと別物として見ないと正直私にはキツかった。
てかあの二人……、ちょっとヤバい雰囲気だぜ。。
なんでもっと早くにこんな作品に出会ってなかったんだろう。。
出会いに感謝しつつ。